HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

OPC-478UCをCI-Vインターフェイス・ケーブルに改造する

ICOMがオプションとして出しているクローニング・ケーブル OPC-478UC(Bマーク付) は、Prolific製「PL2303TA」というチップを使っています。メーカーではWindows 10対応とうたっていますが、ICOM製ドライバーにはWindows 10での動作に不具合があることが判明しました。時々ブルースクリーンになったり、VSPEとのコンフリクトもあったのです。

大抵の人は、OPC-478UCで PL2303 の他のドライバーを入れてみようと考えるでしょうが、それが出来ないようになっているから難関です。仮に入れても、デバイスマネージャーで黄色のビックリマークが消えなくなるのです。どうしてもIC-7300を使いたかったので、解決法を探ることにしました。

PL2303チップは不正使用防止の為か(?)EEPROMを抱いていて、そこに書き込んであるデータを参照してドライバーが動作するようになっているらしいのです。ネットでの情報もありましたが古い情報が錯綜しているようなので、一例をここにまとめてみました。ここではOPC-478UCの改造を例にしてありますが、同じチップであれば応用はきくと思うので、参考になれば幸いです。

EEPROMの5番ピン、SDA(シリアルデータ)をカットして殺すと、Prolific製のドライバーが動作するようになるので、Prolificのサイトからドライバーを落とせばいいという流れです。

まずは、インターフェイス基板の入っているケースのふたを精密ドライバー等で開けて基板を見てみます。表側は下のようになっていて、チップ名称が分かります。

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  そして問題の裏側を見てみると下のようになっています。

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 私は5番ピンを大きいカッターで取り去りましたが、パターンをはがすとNGなので運との勝負です。

ついでに、無線機につなぐREMOTE端子側の3.5mm ステレオプラグをニッパーで切り落とし、モノラルプラグに付け替えて改造は終了です。ステレオ→モノラル変換プラグを使っても問題ありませんが、無線機の端から少しはみ出してしまい力がかかるのでそれを承知していれば良いでしょう。

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必要最小限の労力で最大限の効果をあげることをモットーに、次に最新ドライバーをゲットする為 PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1.16.0.zip というファイルをダウンロードして解凍し、PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1160.exe を実行してインストールします。参考までに、Prolificのサイトはこちらです。

いつもの注意点として、はじめからケーブルを挿さずに、まずはICOMのドライバーを「プログラムの追加と削除」で削除してから、Prolificのドライバーをインストールし、その後ここで改造したCI-VケーブルをPCのUSBポートに挿してください。

2017/2/12追記:ここまでくればPnPで認識させても上手く行きそうです(未検証)。

バイスマネージャーのプロパティーで、下図のようになっていれば成功です。

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ノーブランド品と比べ、価格も含めてどちらがいいかは微妙ですね。

2017/2/14追記:EEPROMのVender IDとProduct IDの書き替えでも同様に成功しました。やり方はネットででも調べてくださいね。

尚、回り込みや動作不良が起こっても私は知りませんので、その旨ご了承下さい。