HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

FT-991を擁護する

今は、発売されたばかりのIC-7300に押され気味のFT-991の良い点を、FT-991ユーザーの視点から見直して、IC-7300と比較してみることにします。

はじめにお断りしておきますが、私はFT-991が初めての無線機である為、的外れな意見や、常識外れの意見が含まれるかも知れません。その点を差し引いて御判断下さい。また、無線機を2台以上持っている方には、あまり参考にならない比較となりますのでご了承ください。

まずはサイズですが、

  • FT-991のサイズは「229(W) × 80(H) × 253(D) mm」。重量は約4.3kg。
  • IC-7300のサイズは「240(W)×94(H)×238(D) mm」です。重量は約4.2kg。

大きな違いは、フロントパネル部の高さとボディーの奥行きです。奥行きに関してはあまり問題になりませんが、IC-7300のフロントパネル部の高さが問題です。私はFT-991のサイズに合わせて持ち運び用のバッグを買いました。キャリングハンドルを持ち、横に寝かせて入れています。それで目一杯キツキツですので、IC-7300ではバッグに入りきりません。IC-7300用のバッグを探すとなると、かなり余裕をもった大きさのものになってしまい、持ち運びに不便が生じます。大々的な移動でもするならそれで問題ないでしょうが、国内での移動に関して言えば私にとってバッグの大きさは重要なポイントです。

本体の重量はどちらも大きく変わらないので問題ありませんね。私はFT-991は重いと感じていますが。

  • 次によく言われるV/UHFとFMモードの有無です。

私の認識では、双方の値段はそれほど変わらないということです。シャックの整理の為にも、少しの金額の上乗せでV/UHFが使えるのなら、その方がニーズがあるのではないかと思います。

WIRES-Xについては賛否両論あるようですが、アナログのFMも広く使われている以上、FMモードも含めたV/UHFの利用には、FT-991に大きな分があると思います。

FT-991も初めは使い物になりませんでした。QSOに支障があるほどの不具合があったのです。常に再現するものではなかったのでやっかいでした。やっとこの2016年2月のアップデートで落ち着いてきたかなぁ、、、というところかと思います。発売日は正確には分かりませんが、ここに来るまでに約1年ほどかかっていると記憶しています。IC-7300も似たような道をたどることでしょう。少なくともIC-7300をペディションに持って行くには、時期尚早ではないかという意見です。

ポイントは、どれだけ多くの人がファームウェアの不具合で修理に出すかという点になるかと思います。ユーザーにバグ出しをさせるわけですね。それには、どのメーカーでも1年位かかるのではないでしょうか。

  • 操作性は、完全にIC-7300の方が勝っているようです。
  • 画面の広さもIC-7300の方が大きくて、特に中年向けには最適です。

一番面倒な各種設定方法に至っては、FT-991のように全ての設定が並列の方が分かりやすいようですね。IC-7300は階層構造(未確認)だそうですから、設定によっては目的の場所にたどり着くのに迷うこともあるのではないかと思われます。

  • ただし、IC-7300では設定を保存できるSDカードが使えます。

FT-991ではファームアップ後の設定作業の手間が馬鹿にならないので、IC-7300の設定の煩雑さを差し引いてもこれは負けてしまいます。

YAESUの「CAT」は考え方が単純で分かりやすいです。「CI-V」に関しては、もっと深いところまで立ち入れるのかどうか、使った事がないので申し訳ありませんが、比較できません。(JP7GRU様のブログを参考にさせていただきました。ありがとうございました。)

FT-991ではスペクトラムスコープもリアルタイムではない為、あまり使った事がなくその必要性についても分かりませんので、これも保留です。

結論として、両方共スプリット運用時の2波同時受信ができないので、HFでは似たようなものかと思っています。ですので、よく言われるようにV/UHFが使えるFT-991を選んでおいて良かったというのが私の見解です。

まあ、FT-991を修理に出すことになったら、IC-7300を買おうかなぁ、、、くらいは考えていますけどね。