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HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

VSPEでFT-991の2つの仮想COMポートを共有する

FT-991でも、Omni-rigによりEnhanced comポートでPTT制御まで出来るようになり、やれやれこれでひとつcomポートが空いたと思ったのもつかの間、Enhanced comポートが使われていてはTurboHamlogが使えないことに不便を感じていました。JT-Linkerが使えない身としてはこれは困りものです。そのうえ、2016年4月号のCQ誌でも紹介されていたDSCWまで使いたくなってきました。

そこで必要になるのが「VSPE」です。どんどん不可解な動作をするソフトが増え、PCが汚染されていくような気がしますが、そこは目をつぶって使ってみることにしました。64bit版なので有料です。Paypalとクレジットカードの支払い方法があり、私はPaypalで購入しました。合計$26.95 (3,126円)です。すぐに確認のメールが届いた後、24時間以内にライセンスキーがメールで送られて来ます。VSPEを起ち上げ後、Helpメニュー->Registerとクリックしてとてつもなく長いライセンスキーをコピーアンドペーストすれば、メッセージ無しに使えるようになります。

さて、ここではStandard comポート(私の場合com3)と、Enhanced comポート(私の場合com4)の2種類を共有設定していきます。基本的な設定は割愛しますが、「Splitter」で設定します。

DSCWの仕様によりcomポート番号はcom8までしかない為、ここではcom3->com7として、com4->com8として共有することにします。

VSPEの設定をするにあたり、Omni-rigのcomポートを空いているポート番号に一時的に待避させておき、使用するポートを開放しておく必要があります。

また、VSPEの設定変更時には、VSPEの動作をEmulationメニュー -> Stopで停止させて行います。その後、2種類のポートを次のように設定します。

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上図のように設定しないと、送信しっぱなしになったりしますので注意が必要です。アンテナを外した状態で設定を行わないことが重要です。

そして、Omni-rigのcomポートを下図のように、Enhanced 共有comポートに設定し直します。

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そして、VSPEのメニューEmulation -> Startにて使用開始状態に入ります。

VSPEの設定が正しく行われれば、次のように表示されますので、FileメニューよりSave asを選び適当な名前を付けて設定を保存しておきます。使い始めには、FileメニューのOpenより、ここで保存した設定ファイルを読み込んで使う必要があります。

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TurboHamlogではリグとの接続をEnhanced comポート「com8」に設定し直し、DSCWの様にStandard comポートを使うソフトでは「com7」として設定すればソフト間でcomポートを共有できるという寸法です。

今回の実験は、無線機はFT-991、ソフトはJT65-HF HB9HQX-EditionTurboHamlog、DSCWOmni-rigVSPEで行いました。ですのでcom7は1つしか使用しておりません。また設定している間、Windowsのサウンドでスピーカー出力がミュートに変更されていたりといった変化もみられましたが、私が実験した限りでは、そのあたりを修正すれば結果は良好でした。しかし、(4/4加筆修正)サウンドデバイスがどうやらDSCWとJT65の間でバッティングしているようで、なかなか上手く行きませんねぇ。こんなこともありますので、皆さんの環境に合わせ、更なる動作の検証をしながら使い方を工夫してみてください。

まだまだ細かい点は色々とありますが、そこは体当たりで解決してみてくださいね。