HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

JT65-HF HB9HQX-Edition3.1 + Omni-RigをFT-991で使う

FT-991で最新バージョンのJT65-HF HB9HQX-Editionを使ってみました。であればOmni-Rigを間にかませて使うのが定番のようです。

Omni-Rigとは、PCのアプリケーションソフトからリグ(CAT)のコントロールを行う為に、それらの間の仲介役として働くソフトです。JT65-HF HB9HQX-Editionは、これをサポートしているので、さらに手間いらずでJT65を楽しむことができます。しかし、Omni-Rigはあまり作法がよろしくないとみられ、完全にアンインストールが出来ないという所もあるソフトです。私は有料のアンインストールソフトを無駄に買ってしまいましたが、それでも無理でしたので心してお使い下さいね。

尚、これと同じ手法で、IC-7300でのJT65-HF HB9HQX-Editionの設定方法が書いてあるNWDL 北和歌山デジタル評議会様のブログを大々的に参考にさせていただいたので、内容もIC-7300に該当する部分を、FT-991のものに変えただけのものになってしまいました。その為、大部分はそちらのブログからの引用になりますので、その旨ご了承いただきたくお願い申し上げます。連絡先が分からないので事後の御承諾としてください。ありがとうございます。

●まずは、Omni-Rigのインストールです。

  • こちらのページからダウンロードページまでのリンクをたどり、Omni-Rigとその設定ファイルのini files for OmniRigをダウンロードして解凍します("OmniRig.zip"と"RigIni.zip"の2つ)。
  • OmniRigフォルダーの中の"OmniRigSetup.exe"を実行してインストールします。
  • RigIniフォルダーの中のひとつ"FT-991.ini"ファイルだけをコピーして、デフォルトでは"C:\Program Files (x86)\Afreet\OmniRig\Rigs"フォルダーの中にある数々のiniファイルの中に貼り付け、上書きしてください。
  • "C:\Program Files (x86)\Afreet\OmniRig\"フォルダーの中の"OmniRig.exe"を実行します。右クリックで、デスクトップにでもショートカットを作ると便利です。

次のように設定をします。

f:id:HamRadio:20160404094829p:plain

上から

  • Portは、2つある仮想COMポートのうちEnhanced COM Portの番号(大きい方の番号)を設定します。
  • Baud rateは、4800に 設定します( [031 CAT RATE]がデフォルトの場合)。
  • Data bitsは8、None ParityStop bitsは2に設定します。
  • RTSは、"Handshake"に設定します([033 CAT RTS] = ENABLE、デフォルトの場合)。Highでも動作しましたが。

尚、Omni-Rigは一度起動して設定後にOKボタンを押しておけば、次回からは何もしなくても動作している手間いらずのソフトです。

●そしてJT65-HF HB9HQX-EditionのCAT関連の設定です。

JT65-HF HB9HQX-Editionを起ち上げて、最上段に並んだメニューから "Configure"をクリックし(3つ下の画像の赤丸印)、"Pause and open configuration window"を押して下の画面を開きます。

これは、IC-7300と同じですが、次のように設定します。

f:id:HamRadio:20160404094928p:plain

これで Save settings & close ボタンを押すと設定が保存されます。

f:id:HamRadio:20160404095000p:plain

1~2秒ほど間をおいてですが、左上の(赤丸印の所)日時表示の下に現在のリグの周波数が表示されるでしょうか。プルダウンメニューで別のバンドを選べば、どのモードにいてもモードがUSBに変わると共に、変更した周波数が無線機と連動して変わればSO GOODですね。

4/3追記:USB以外のモードにいると、周波数オフセットが影響する為、最初の一度だけ手動でオフセットをゼロに変更する必要があります。

 ここまでの設定を行うと、JT65-HF HB9HQX-Edition起動中は、CATでコントロールする為にEnhanced Com portが1つ使われるので、他のソフトで、私の場合にはCOM4が使えなくなります。従って他のログソフト(TurboHamLog)等で同じComポートを使う場合には、ソフトは動作しますが、リグとの接続機能でエラーが出ますので注意が必要です(COM3は空いています)。

●次にJT65-HF HB9HQX-Editionの設定で、重要ポイントの一つである出力レベルについてご確認ください。

私の場合の例をあげますと、inp. gain は設定を触った事はありませんが、30になっていました(10~20がいいようです)。そして Output level は大体45%位に設定してあります(上図の赤色の四角を参照)。

そして、Output level に連動するのかしないのか、コントロールパネルのサウンドの項にあるスピーカーの再生レベルは下図右の赤丸印のように「4」でした。もしも設定が分からなくなったら、この2つを設定し直してみてください。

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●最後にFT-991のファンクションボタンでの設定です。

モードはUSBモードで行います。

送信出力の調整はDT GAINで行います。

私はすぐに送信出力を変えられるように、いつでも見える所にある液晶画面一番下の4つのファンクションキーの並びの中の MIC GAIN を DT GAIN に変更しています。こうすると、送信前にDT GAINにタッチしておけば、送信中につまみを回す事によって出力が変えられるからです。DT GAINを上げ下げしてみて、出力が例えば10W位になるよう調節しておきます。因みに10W出力ではALCメーターは振れませんでした。

また私は、受信時にワイドフィルターの幅を思いっきり広げています。おかげでQRMにあいまくりです。

とまあ、FT-991のJT65についての基本的な設定方法は、他でも沢山紹介されているので割愛しましたが、もしも設定でつまずいた時の為に、ここにあるポイントは押さえておいて下さいね。

蛇足になりますが、私は何とかDATA-USBモードで送受信できないものかと、色々と試してもみました。送信だけなら出来ましたが、送受信周波数の兼ね合いに関しては700Hzのオフセットの壁があり、どうしてもOmni-Rigとの周波数の連動制御に手動オフセット操作が必要になる為、上手く行きませんでした。DATA-USBモードは何の為にあるのでしょうか。

ここでの動作環境は、全てWindows 10(64bit版)でテストしました。