HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

リニアアンプの電源について考える

1アマを目指している方は、きっとリニアアンプでのオンエアを夢見ている事でしょう。そこで自宅の電源について、少しだけ考えてみることにしました。

ここでは前提として、リニアアンプは200Vで動作させた方が効率も良いですし、フルパワー1kWでの運用が可能となりますので、100Vでは動作させない事とし、単相三線式(通称単三)で使うものとします。

なぜなら、既設の100Vの電源をそのまま利用した場合、VVFケーブル(通称Fケーブル)の太さも分からず、配線やコンセント等が燃える心配があるからです。電気火災では、燃える時は一瞬にして燃えてしまうので、そこは実験で確かめるなどしてはいけません。

配線は、許容電流値の範囲内であれば何を使っても構いませんが、よく用いられるのがFケーブルです。いつも安い見積ばかり気にしている方も、Fケーブルは有名メーカーのものを使いましょう。ホームセンターなどで売られているものでは、特によく見て買わないと後悔のもとになってしまいます。

よく使われるFケーブルの太さは、だいたい(芯線の)直径が1.6mm(通称テンロク)、2mm(通称ニミリ)、2.6mm(通称ニイロク)あたりのものですので、その中から選ぶのが良いでしょう。それぞれのケーブルによって許容電流が異なりますが、コンセントやブレーカーとの絡みもあるので、私は次の様に覚えています。

●テンロク->15Aまで

●2ミリ->20Aまで

●ニイロク->30Aまで

そしてリニアの定格を調べてみるとその消費電流は約15Aとされていますので、Fケーブルは2mm、コンセントは200V/20A、ブレーカーも20Aでしたら行けそうです。

大部分の方は電気工事屋さんにお願いする事になるかと思いますが、その時の自然な流れを会話風にまとめてみると次のようになります。

[あなた] 200V/15Aのアマチュア無線の機械を使いたいんだけど、できますか?

[工事屋] ああ、ここはFケーブルがテンロクだから難しいな。ちょっと分電盤を見せてくれる?

[あなた] はい、こちらですよ。

[工事屋] うーん、空きブレーカーを利用して単独回路で使うにしても、この盤じゃあ200Vの切り替えも難しいなぁ。

[あなた] 200Vには、ワンタッチで切り替えられるんじゃないんですか?

[工事屋] うーん、ワン、ツー、スリータッチぐらいかねぇ。それにメインが60アンじゃあねぇ。これも取り替えないと・・・

[あなた] で、配線は新たに引くのですか?

[工事屋] やって出来ない事はないけどねぇ。まあエアコンなら2mmのFが入っているから15アンなら使えるかもね。でもお客さん、エアコンなしで無線やるの?

[あなた] そっかあ、結局丸ごと建て替えないとダメってこと?

[工事屋] RCなら良かったんだけどねぇ。お宅はコロガシだからねぇ。露出は見栄えがよくないし、アースにも問題が出てくるよ。

[あなた] じゃぁ無線やりたいのでRCの新築にします。CD管ちゃんと入れてアース板もよろしくね。

[立ち会いの不動産屋] 毎度ありぃ。 

 

頑張って1アマ取っても現実は厳しいものです。結局3アマ当時の移動運用になってしまいませんように。。。