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HamRadio’s diary

かけだしハムのアマチュア無線ブログ

FT-991 + RRS-Pi + ロギング + スマホ

FT-991とRRS-PiをUSBケーブル一本で繋いで制御すべく、色々と試してみた結果を御報告します。

操作性の点では、CWとサウンド関連に難はありますが、無線機のリモートコントロールを目的に開発されているので、これはしょうがないでしょう。送信音のモニターについては、無線機からしか音が出ませんが、私の場合パソコンをそばに置いて操作するだけなので、どこからでもモニター音が出さえすれば問題ありません。PCのヘッドセットの声も無線機からモニター出来ました。これで問題のある方は、別にSCU-17を追加すれば解決するようなのでトライしてみて下さい。

触ってみてまず困るのはロギングソフトの利用でしょう。しかし、YAESU無線も考えてくれていましたね。リアパネルに「GPS/CAT」端子がちゃんと用意されているのでこれを使います。RS-232CのCATを使ってログソフトでリグ情報の取得も出来ることが確認できました。

ただ、無線機側がD-Sub9ピン(オス)であり、USB<->シリアル変換ケーブルも通常オスですから、メス・メスの中継コネクターを間に挟んで接続します。しかし、私が試した限りでは接続部がすぐに抜けてしまい、固定するのに配慮が必要となりました。

そのうえ、RRS-Piとロギングとで同時にCATコマンドを使うと、一方でしか使えず、無線機のダイヤルを直接回しても、RRS-Piには反映されませんでした。その都度どちらかをアクティブにして使わなければなりませんでしたので、頭の切り替えが必要です。

また、PCのブラウザースマホの同時起動で周波数ダイヤルを変更してみると、これもどちらか一方の変更しか有効にならず、そのうちにどちらも動作不良となりました。これはFlashを使っている以上、避けられない不具合かもしれません。これについては、USBジョグダイヤルを利用する方法もあるようなので、どなたか試してみてください。

しかしスマホの利用方法は、なかなか理解出来ませんでした。皆さんにはYouTubeで検索してみることをお勧めします。

全体を通じて、結局のところICOMの無線機をしのぐ操作性は得られず、現時点でFT-991AはもはやV/U付きの、安いリグでしかなくなってしまいました。私のA無しモデルは、すでに価値が無くなってしまっています。暗がりでボタンのランプがつくこと位しか利点は思いつきません。

RRS-PiはやっぱりWi-Fiで

RRS-Piを使うに当たり、ラズベリーパイWi-Fi機能を利用することにしました。

私のルーターでは、MACアドレス・フィルタリングを設定していますから、まずはラズパイのMACアドレスを調べなければなりません。しかし、RRS-Piでは設計上OSの機能を使う事が一切できない為、Wi-Fiバイスの状況確認ができずMACアドレスを調べる術がありません。

そこで思い切ってラズパイで別のmicro SDカードを使って、簡単だと言われるUbuntu MATE(マテ)を起動し、そこからMACアドレスを調べることにしました。下図のようにみていくとMACアドレスが表示されますので、これを控えておいてルーターに設定します。因みにコマンドラインならば一発「ifconfig」コマンドです。ついでに、ルーターではUPnPが有効であることを確認しておきましょう。

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その後micro SDカードを差し替えてRRS-Piを起動し、パソコンでブラウザーのURL欄にラズパイの「ローカルIPアドレス/admin」と入力して、設定画面を開きます。そして更に次のような設定をして、初めてRRS-PiをWi-Fiで使用する事ができるようになります。面倒ですね。

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 これでWi-Fiの設定ができました。LANケーブルが一本減っただけで、かなりすっきりしましたね。

RRS-PiでFT-991をリモートシャックへ?

私にはリアルタイムスコープへの改造は敷居が高すぎ、思案した挙げ句もっと少ない予算で、FT-991を蘇らせることは出来ないものかと、ラズベリーパイ3で動作するHAMSTAR社の「RRS-Pi」の機能に期待を寄せて購入してみることにしました。

私は何も無線機の遠隔操作を求めている訳ではありません。リグのそばにパソコンを置いてRRS-Piを使い、FT-991の操作性が向上すればいいということだけなのです。

そこでとりあえずはローカルLAN環境での利用を試してみました。どうやらこれはSSBでの使い勝手を重視しているような感が強いですね。まず、CWでのBK-INボタンやKEYERボタンがありません。これは私にとって大きなデメリットです。CWはやはりリグにパドル接続で使いたいものです。

あと、Sメーター等のメーター類が動きませんが、リグをそばに置いて使うのでたいした問題ではありません。周波数の変更は、スマホを併用すればより便利なようですから、これも問題ありません。尚、私はUSBケーブル一本でのリモート動作以外は考えていないので、もう少し調べてみますが、サウンド回り等その辺も考慮していただければ有り難いのですが。

気になるのはソフトがブラックボックス化されていて、電源ケーブルの抜き差しだけで起動とシャットダウンをするという点です。Linuxでそんなことをしてよいものかと思いましたが、いいみたいです、はい。その辺り、無線LANの設定でも苦労しました。その他、Bluetoothが使えない等不便な点も多いです。RRS-Piでは、他のPCで操作するのが基本なので特にBluetoothは必要ないという考えが妥当かもしれません。

途中、Adobe Flash Playerの動作がおかしくなり、Firefox(64bit)では動かなくなりました。少なくともFirefoxはやめた方がいいですね。あのIEでもエラーが出て駄目でした。ブラウザーGoogle Chromeが一番安定しているとのことで、切り替えてみると一発で設定まで全てが正常になりました。

ブラウザーを使うという点で、マルチプラットフォームでもあり利点も多くありますが、CWで使うには厳しいかなという感想です。私のような使い方もあるということで、次期バージョンではそのあたりの改善を望みます。

web上にある使用説明書はとても分かりやすく、すんなりインストールすることが出来ました。

[備考] RRS-Piを利用して無線機の遠隔操作を行うには、送信するならば免許状の変更届けが必要です。

Raspberry Pi 3 Model B ついに投入

RSコンポーネンツのオンライン販売で、ラズベリーパイ(ラズパイ)モデルB+ACアダプターを購入しました。今ならセールをやっているので、アマゾンより安いです。

ただ透明ケースを買い忘れたので直後に追加購入し、翌日電話で注文を統合してほしいと希望したところ、ダメダメと断られたので送料を二重取りされ、融通がきかない面もある会社です。私が悪いと言えばそれまでですが、まあラズパイ販売では最大手でもあるし、安かったのでよしとしましょう。

HDMIケーブル(片側がDVIのディスプレイ接続用)も同時に買いました。私はCPU切換器を使って一台のディスプレイを複数のPCで共用している為、これが必要だったのです。RSオンラインでは、ケーブル類も扱っていますし、その場で在庫も分かるので結構便利でした。

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透明ケースの組み上げ方は、底面からボードを組んでいくとしっかり収まります。

リナックスもド素人なので、どこまで使えるかは今後のお楽しみです。

OPC-478UCをCI-Vインターフェイス・ケーブルに改造する

ICOMがオプションとして出しているクローニング・ケーブル OPC-478UC(Bマーク付) は、Prolific製「PL2303TA」というチップを使っています。メーカーではWindows 10対応とうたっていますが、ICOM製ドライバーにはWindows 10での動作に不具合があることが判明しました。時々ブルースクリーンになったり、VSPEとのコンフリクトもあったのです。

大抵の人は、OPC-478UCで PL2303 の他のドライバーを入れてみようと考えるでしょうが、それが出来ないようになっているから難関です。仮に入れても、デバイスマネージャーで黄色のビックリマークが消えなくなるのです。どうしてもIC-7300を使いたかったので、解決法を探ることにしました。

PL2303チップは不正使用防止の為か(?)EEPROMを抱いていて、そこに書き込んであるデータを参照してドライバーが動作するようになっているらしいのです。ネットでの情報もありましたが古い情報が錯綜しているようなので、一例をここにまとめてみました。ここではOPC-478UCの改造を例にしてありますが、同じチップであれば応用はきくと思うので、参考になれば幸いです。

EEPROMの5番ピン、SDA(シリアルデータ)をカットして殺すと、Prolific製のドライバーが動作するようになるので、Prolificのサイトからドライバーを落とせばいいという流れです。

まずは、インターフェイス基板の入っているケースのふたを精密ドライバー等で開けて基板を見てみます。表側は下のようになっていて、チップ名称が分かります。

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  そして問題の裏側を見てみると下のようになっています。

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 私は5番ピンを大きいカッターで取り去りましたが、パターンをはがすとNGなので運との勝負です。

ついでに、無線機につなぐREMOTE端子側の3.5mm ステレオプラグをニッパーで切り落とし、モノラルプラグに付け替えて改造は終了です。ステレオ→モノラル変換プラグを使っても問題ありませんが、無線機の端から少しはみ出してしまい力がかかるのでそれを承知していれば良いでしょう。

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必要最小限の労力で最大限の効果をあげることをモットーに、次に最新ドライバーをゲットする為 PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1.16.0.zip というファイルをダウンロードして解凍し、PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1160.exe を実行してインストールします。参考までに、Prolificのサイトはこちらです。

いつもの注意点として、はじめからケーブルを挿さずに、まずはICOMのドライバーを「プログラムの追加と削除」で削除してから、Prolificのドライバーをインストールし、その後ここで改造したCI-VケーブルをPCのUSBポートに挿してください。

2017/2/12追記:ここまでくればPnPで認識させても上手く行きそうです(未検証)。

バイスマネージャーのプロパティーで、下図のようになっていれば成功です。

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ノーブランド品と比べ、価格も含めてどちらがいいかは微妙ですね。

2017/2/14追記:EEPROMのVender IDとProduct IDの書き替えでも同様に成功しました。やり方はネットででも調べてくださいね。

尚、回り込みや動作不良が起こっても私は知りませんので、その旨ご了承下さい。

JT65-HF HB9HQX-Edition4.3 + FT-991でのOmni-Rig設定

HB9HQXの使用に当たり、Omni-Rigの設定でドハマリしたのでご連絡です。リグの周波数がソフトから変えられないという症状が出ました。

下図のように設定しないと動作しませんので、バージョンアップした方は要注意です。

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要は「pmFreqA」に設定することです。デフォルトの pmFreq ではQRGが働きません。因みに他のリグでは未検証です。

Beat氏が、Omni-Rigの設定にやっと手をつけてくれたのは有り難い事ですが、基本的なところが解決されていないのはちょっと残念です。

JT65は「DATA-USB」で使うものではない様子です。DATA-USBモードは、もともとパケット通信の為にあるようですね。なので上図のように設定しておけば、自動的にUSBモードになりよろしいかと思います。

しかしYAESUは何の為に DATA-USB モードを付けてあるのでしょうか。。。

ICOM / IC-7300でのOPC-478UC、USBドライバーは正常動作せず

(2017/1/8全面的に修正)

私はIC-7300では、REMOTE端子にOPC-478UC(もちろんBマーク付)を使ってPCとCI-V接続していましたが、新調したPC DELL製New XPS 13での使用中にブルースクリーンになることが多々ありました。時々なので厄介なのですが、VSPEを使わなければ正常動作しています。

FT-991では何の問題も無く動作していることを考えると、どうもOPC-478UCがVSPEとコンフリクトを起こしているようです。これは、もともとイレギュラーな使用方法でしたからね。

OPC-478UCを使ってREMOTE端子を使おうとしても、Windows 10ではVSPEと共存させると正常動作しないと言う事です。

今どきRS-232Cを使う時代でもあるまいし、IC-7300でRTTYやJT65も出来て、REMOTE端子も使う事は出来ないのでしょうか。自作しないといけないかも知れませんね。困ったものです。もう少し煮詰めることにします。

2017/2/11追記: 簡単な改造により解決しました。その方法をブログのこちらで紹介してあります。

これからは、FT-991を使います。せっかくのファーストリグなので愛着がありますから。さぁ、FT-991Aもどきにする為、リアルタイムスコープに改造依頼します。